6年の職場における熱中症の死傷者数は前年比14%増の1257人~厚生労働省~
2025年6月6日
厚生労働省は、令和6年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)をまとめた。
それによると、昨年1年間の職場における熱中症の死傷者数は1257人となり、前年(1106人)に比べ151人(13.7%)増加した。
また、死亡者数は31人(前年31人)となっている。
業種別にみた死傷者数は、最も多いのは製造業の235人(全体の18.7%)、次いで、建設業228人(同18.1%)、運送業186人(同14.8%)、警備業142人(同11.3%)、商業116人(同9.2%)などとなっている。
業種別の死亡者数では、建設業が最も多く10人、ほかでは、製造業5人、運送業3人など。月別の発生状況をみると、7月と8月に集中しており、死傷者数は7月588人、8月431人で、この2か月で8割以上を占めている。
死亡者数は7月17人、8月13人となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。