相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が13年連続トップ~令和6年度・個別労働紛争解決制度施行状況~
2025年6月30日
厚生労働省は、令和6年度の個別労働紛争解決制度施行状況をまとめた。
それによると、全国379ヵ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数は120万1881件となっている。
このうち、民事上の個別労働紛争に関するものは26万7755件。
これを5年度と比べると、相談件数は0.7%の減少、民事上の個別労働紛争の相談件数は0.6%の増加となっている。
民事上の個別労働紛争の相談内容の内訳は、いじめ・嫌がらせに関するものが13年連続でトップとなり5万4987件(全体の17.4%)、ほかでは、自己都合退職に関するものが4万1502件(同13.1%)、解雇に関するものが3万2059件(同10.1%)などとなっている。
また、同制度にかかる都道府県労働局長による助言・指導申出件数は8865件で前年度と比べ5.9%の増加、紛争調整委員会によるあっせん申請件数は3866件で同4.9%の増加となっている。
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