死亡者数は4年ぶり増加の867人に~令和3年の労働災害発生状況~
2022年6月7日
厚生労働省がまとめた令和3年の労働災害発生状況(確定値)によると、昨年1年間の労働災害による死亡者数は867人となっており、前年(802人)と比べ65人(8.1%)増加し4年ぶりで増加した。
死亡者数を業種別にみると、最も多いのは建設業の288人(全体の33.2%)、次いで、第三次産業241人(同27.8%)、製造業137人(同15.8%)、陸上貨物運送事業95人(同11.0%)の順となっている。
次に、死傷災害(死亡災害及び休業4日以上の災害)についてみると、死傷者数は14万9918人となっており、 前年(13万1156人)と比べ1万8762人(14.3%)の増加となった。
業種別にみると、最も多いのは第三次産業の8万454人(全体の53.7%)、次いで、製造業2万8605人(同19.1%)、陸上貨物運送事業1万6732人(同11.2%)、建設業1万6079人(同10.7%)の順となっている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25944.html