死亡者数は過去最少の774人に~令和4年の労働災害発生状況~
2023年5月30日
厚生労働省がまとめた令和4年の労働災害発生状況(確定値)によると、昨年1年間の労働災害による死亡者数は774人となっており、前年(778人)と比べ4人(0.5%)減少し過去最少となった。
死亡者数を業種別にみると、最も多いのは建設業の281人(全体の36.3%)、次いで、第三次産業198人(同25.6%)、製造業140人(同18.1%)、陸上貨物運送事業90人(同11.6%)の順となっている。
次に、死傷災害(死亡災害及び休業4日以上の災害)についてみると、死傷者数は13万2355人となっており、 前年(13万586人)と比べ1769人(1.4%)の増加となった。
業種別にみると、最も多いのは第三次産業の6万6749人(全体の50.4%)、次いで、製造業2万6694人(同20.2%)、陸上貨物運送事業1万6580人(同12.5%)、建設業1万4539人(同11.0%)の順となっている。
(死亡者数、死傷者数はいずれも新型コロナウイルス感染症へのり患による労働災害を除いたもの)
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。