死亡者数は前年同期比5.0%減少~28年1月~12月の災害発生状況~
2017年1月23日
厚生労働省は、平成28年1月~12月の労働災害発生状況をまとめた(29年1月10日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数841人となっており、前年同期と比べ44人(5.0%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の277人(全体の32.9%)、次いで、第三次産業222人(同26.4%)、製造業156人(同18.5%)、陸上貨物運送事業83人(同9.9%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が85人(第三次産業の中の38.3%)、清掃・と畜が39人(同17.6%)で比較的多くなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は10万5770人となっており、前年同期と比べ1159人(1.1%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の4万7788人(全体の45.2%)、次いで、製造業2万4119人(同22.8%)、建設業1万3775人(同13.0%)、陸上貨物運送事業1万2681人(同12.0%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が1万5570人(第三次産業の中の32.6%)、保健衛生業が9880人(同20.7%)、接客・娯楽が7501人(同15.7%)、清掃・と畜が5482人(同11.5%)などとなっている。
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