死亡者数は前年同期比4.8%増加 〜厚労省・労働災害発生状況〜
2021年12月1日
厚生労働省は、令和3年における労働災害発生状況をまとめた(1月〜10月までの令和3年11月8日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数613人となっており、前年同期と比べて28人(4.8%)の増加となっている。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の212人(全体の34.6%)、次いで、第三次産業149人(同24.3%)、製造業106人(同17.3%)、陸上貨物運送事業70人(同11.4%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業48人(第三次産業の中の32.2%)、清掃・と畜28人(同18.8%)、保健衛生業23人(同15.4%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は11万910人となっており、前年同期と比べ1万8537人(20.1%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万9220人(全体の53.4%)、次いで、製造業2万1202人(同19.1%)、陸上貨物運送事業1万2531人(同11.3%)、建設業1万2060人(同10.9%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、保健衛生業2万2008人(第三次産業の中の37.2%)、商業1万6156人(同27.3%)、接客・娯楽6277人(同10.6%)、清掃・と畜5023人(同8.5%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html