死亡者数は前年同期比3.9%減少~28年1月~12月の災害発生状況~

2017年2月17日

厚生労働省は、平成28年1月~12月の労働災害発生状況をまとめた(29年2月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数874人となっており、前年同期と比べ35人(3.9%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の284人(全体の32.5%)、次いで、第三次産業232人(同26.5%)、製造業165人(同18.9%)、陸上貨物運送事業89人(同10.2%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が87人(第三次産業の中の37.5%)、清掃・と畜が39人(同16.8%)で比較的多くなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は11万2087人となっており、前年同期と比べ1009人(0.9%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万1070人(全体の45.6%)、次いで、製造業2万5381人(同22.6%)、建設業1万4398人(同12.8%)、陸上貨物運送事業1万3426人(同12.0%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が1万6644人(第三次産業の中の32.6%)、保健衛生業が1万605人(同20.8%)、接客・娯楽が8026人(同15.7%)、清掃・と畜が5779人(同11.3%)などとなっている。
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