死亡者数は前年同期比10.8%減少~28年1月~10月の災害発生状況~
2016年11月28日
厚生労働省は、平成28年1月~10月の労働災害発生状況をまとめた(28年11月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数は669人となっており、前年同期と比べ81人(10.8%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の220人(全体の32.9%)、次いで、第三次産業174人(同26.0%)、製造業131人(同19.6%)、陸上貨物運送事業64人(同9.6%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が65人(第三次産業の中の37.4%)、清掃・と畜が31人(同17.8%)で比較的多くなっている。また、休業4日以上の死傷者数は8万5896人となっており、前年同期と比べ578人(0.7%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の3万8712人(全体の45.1%)、次いで、製造業1万9652人(同22.9%)、建設業1万1204人(同13.0%)、陸上貨物運送事業1万342人(同12.0%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が1万2728人(第三次産業の中の32.9%)、保健衛生業が7881人(同20.4%)、接客・娯楽が6130人(同15.8%)、清掃・と畜が4459人(同11.5%)などとなっている。
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