死亡者数は前年同期比0.5%減少〜厚労省・労働災害発生状況〜
2022年8月23日
厚生労働省は、令和4年における労働災害発生状況をまとめた(1月〜7月までの令和4年8月8日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数395人となっており、前年同期(397人)と比べ2人(0.5%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の139人(全体の35.2%)、次いで、第三次産業99人(同25.1%)、製造業84人(同21.3%)、陸上貨物運送事業33人(同10.2%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業39人(第三次産業の中の39.4%)、清掃・と畜17人(同17.2%)、警備業11人(同11.1%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は9万8181人となっており、前年同期と比べ2万5676人(35.4%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の6万2597人(全体の63.8%)、次いで、製造業1万4785人(同15.1%)、陸上貨物運送事業8442人(同8.6%)、建設業8176人(同8.3%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、保健衛生業3万6913人(第三次産業の中の59.0%)、商業1万900人(同17.4%)、接客・娯楽4530人(同7.2%)、清掃・と畜3456人(同5.5%)などとなっている。
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