一般労働者の賃金は前年比0.6%増の30万6200円~平成30年賃金構造基本統計調査結果~
2019年4月16日
厚生労働省は、平成30年「賃金構造基本統計調査」の結果をまとめた。
調査は、平成30年6月分の所定内給与について調べたもので、今回まとめられたのは、常用労働者10人以上規模の約5万事業所について。
調査結果によると、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の男女計の賃金額は30万6200円(前年比0.6%増)、男女別では、男性33万7600円(同0.6%増)、女性24万7500円(同0.6%増)となっている。
学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男性は全ての学歴において50~54歳が最も高く、大学・大学院卒53万5100円、高専・短大卒40万1100円、高校卒35万2600円、一方、女性は大学・大学院卒が70歳以上で40万1500円、高専・短大卒が50~54歳で28万9100円、高校卒が55~59歳で23万800円となっている。
企業規模別の賃金をみると、男性は大企業(常用労働者1000人以上)38万7000円、中企業(同100~999人)32万1500円、小企業(同10~99人)29万2000円、女性は大企業27万700円、中企業24万4400円、小企業22万3700円となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html