29年度の労災支払額は前年度比0.3%増の約7386億円~厚生労働省・速報値まとめる~

2018年5月29日

厚生労働省は、平成29年度の労災保険事業の支払状況(速報値)をまとめた。
それによると、29年4月~30年3月における保険給付支払額は7385億8510万円となっており、前年同期(7363億9018万円)と比べ0.3%増加している。 
保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金給付の3429億3079万円(全体の46.4%)、次いで、療養補償給付2524億2027万円(同34.2%)、休業補償給付959億8744万円(同13.0%)、障害補償一時金298億9635万円(同4.0%)などの順となっている。
また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのはその他の事業の2167億4045万円(全体の29.3%)、次いで、建設事業2128億4286万円(同28.8%)、製造業1803億337万円(同24.4%)の順となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。

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