28年度の石綿関連疾病の労災認定は1057件~厚生労働省まとめ~

2017年12月25日

厚生労働省は、平成28年度における石綿関連疾病の労災保険給付などの請求・決定状況(確定値)をまとめた。
それによると、石綿(アスベスト)による疾病の労災保険給付に係る28年度の請求件数は1109件となっており、前年度(1063件)と比べ46件の増加となっている。
疾病別では、肺がん427件(前年度414件)、中皮腫595件(同578件)、良性石綿胸水30件(同26件)、びまん性胸膜肥厚57件(同45件)となっている。
次に、28年度中の決定件数(当該年度に請求されたものに限らない。以下同じ)をみると、全体で1043件、そのうち支給決定(業務上認定)件数が981件となっている。
疾病別では、肺がん430件(うち業務上認定386件)、中皮腫552件(同540件)、良性石綿胸水22件(同20件)、びまん性胸膜肥厚39件(同35件)となっている。
業務上認定の件数を前年度と比較すると、全体では12件の増加、疾病別では、肺がんが23件増加、中皮腫が1件増加、良性石綿胸水は同数、びまん性胸膜肥厚が12件減少となっている。
また、23年度から集計を始めた石綿肺(じん肺の一種。じん肺として労災認定されたもののうち、石綿肺と判断したものを別途集計)の支給決定件数は76件(27年度64件)となっており、これを含めると28年度の石綿関連疾病の業務上認定件数は1057件(同1033件)となる。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188608.html