派遣労働者の災害が2年ぶりに増加~28年の派遣労働者・外国人労働者の労働災害発生状況~

2017年5月30日

厚生労働省は、平成28年の派遣労働者の労働災害発生状況及び外国人労働者の死傷災害発生状況をまとめた。
それによると、28年の派遣労働者の労働災害による死亡者数は21人となっており、前年(19人)と比べ2人増加し、2年ぶりに増加に転じた。
また、休業4日以上の死傷者数は4173人となっており、前年(3571人)と比べ602人増加し、死亡災害と同じく2年ぶりの増加となった。
業種別にみた死亡者数・死傷者数は、死亡者数は製造業8人、建設業7人、陸上貨物運送事業2人、それ以外が4人となっている。
死傷者数は製造業が2058人(全体の55.7%)と最も多く、次いで、陸上貨物運送事業522人(同14.1%)、商業381人(同10.3%)、建設業73人(同2.0%)などとなっている。
次に、外国人労働者の死傷災害発生状況をみると、28年の休業4日以上の死傷者数は2211人となっており、前年(2005人)と比べ206人増加し、5年連続の増加となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000165073.html

詳しいパンフレットはこちらから